石破総理大臣は、被爆者代表から要望を聞く会に出席し、非核三原則は堅持するとしつつも、核兵器禁止条約については言及しませんでした。
被爆者代表から要望を聞く会には、広島県被団協など7団体の代表が出席。
広島県被団協の佐久間邦彦理事長は、「ぜひ被爆者が生きているうちに、日本政府が条約に署名、批准をして、2026年核兵器禁止条約の第一回再検討会議にせめてオブザーバーとしてでも参加していただくよう思います」と、要望しました。
石破総理大臣は、核戦争のない世界を作らなければならないとしましたが、核兵器禁止条約については言及しませんでした。
また核共有については、非核三原則は堅持しつつも、核使用の意思決定に非核保有国の関与があるべきとの考えを示しました。