広島ホームテレビの放送番組審議会が開かれ、「地上波テレビとコンプライアンス」について審議されました。
放送業界では「放送の公共性を重んじ、基本的人権を尊重した放送」を使命とするコンプライアンスの欠如が問題視されています。
審議会では、委員から「一般企業より高いコンプライアンス意識が求められる。業界全体のみならず、個別の局ごとに対応策と実績を継続的に報告しないと信頼は取り戻せない」という意見がありました。
また「経営陣が人権方針を正しく理解して企業風土をつくることが大事」という提案がありました。
他方で「コンプライアンスに配慮することで、番組づくりが萎縮しないよういかに自由なものづくりにつなげるかが課題」という意見もありました。