広島ホームテレビ

洪水に注意!「深さ」示す標識設置 熊野町

広島防災・災害

雨が多くなるこれからの時期を前に、熊野町で洪水被害に注意を呼びかける標識が設置されました。

県が熊野町の防災施設に設置したのは、大雨などで洪水が起きた際に想定される浸水の最大の深さを示した標識です。

最大の深さを青い線で示していて、付近の住民が感覚的に理解できるよう工夫されています。

矢田息吹記者「看板が設置された茶色い建物からすぐ近くの場所にはこのように川が流れています」

県内各地で甚大な被害が出た7年前の西日本豪雨。設置された初神地区でも熊野川が氾濫し、道路などが浸水しました。

県はこれまでに尾道市や府中町など10市町でも同様の標識を設置して注意を呼びかけています。

県 土木建築局河川課 児玉光樹グループリーダー「雨の時期を迎えます。日ごろから少し注意していただきながら、雨が降っている時に(標識が)手助けになるのではないかと考えています」