日鉄跡地の複合防衛拠点整備で防衛省が最終案 火薬庫など12エリア 広島・呉市

広島

防衛省は広島県の日本製鉄呉地区の跡地に整備を検討している複合防衛拠点について火薬庫など12のエリアに分けた最終案を示しました。

防衛省は広島県、呉市、日本製鉄の4者協議で、埋め立てエリアに火薬庫を数棟程度整備するほか岸壁近くに艦船に使用される燃料のタンクなどを配置する案を示しました。

また民間企業を誘致し、装備品などの先進的な研究を行うことも盛り込まれています。

一方、防衛省の案とは別に県と呉市は跡地をエネルギーやデジタル、造船の3分野による産業用地として活用する案を検討してます。