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東日本大震災から13年…「避難元との関係に不安」依然強く 広島

広島防災・災害

東日本大震災から13年です。県内には今も300人以上が避難していますが、その多くが避難元との関係に不安を感じていることがアンケートでわかりました。

ひろしま避難者の会「アスチカ」が先月22日から実施したアンケートには、県内に避難している会員96世帯のうち28世帯が回答しました。

「今、大変だと感じていること・困っていること」は「避難元の親・親戚・友人になかなか会えないこと」が42.9%と最多で、次に「震災や原発事故のことが世間から忘れられているように感じていること」が39.3%となりました。

また、1月の能登半島地震については「当時がフラッシュバックするようで映像を見るのがしんどかった」などの回答がありました。

2011年の東日本大震災以降、県内には117世帯324人が避難しています。