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新型コロナ“増加傾向” 県 医療提供体制レベル引き上げ 広島

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新型コロナの感染状況が増加傾向にあるとして、湯崎知事は医療提供体制レベルを引き上げることを明らかにしました。

湯崎英彦知事「今後、年末年始で人と人との接触機会が増える時期になってくるのでこの先も感染増加が続く可能性があるとみています」

湯崎知事は感染者数の増加が続きまだピークは見通せないとして、来月から確保病床数を現在の523床から緊急フェーズ1の768床に増やして対応するとしました。

また、今後新型コロナをインフルエンザなどと同じ5類へ変更することについて治療費などが自己負担になることから、社会的なコンセンサスを得ながら慎重に進めてほしいと話しました。

県は感染拡大に備え、コロナ検査キットなどを家庭に常備するなどして引き続き基本的な感染防止対策を徹底するよう呼び掛けています。