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新たな砂防ダム2基を呉市長視察 呉市天応地区

広島防災・災害

4年前の西日本豪雨で甚大な被害を受けた呉市天応地区で、新たに完成する砂防ダムを市長が視察しました。

呉市の新原芳明市長が視察したのは旧天応中学校周辺に今年度完成する砂防ダム2基です。

この地域では4年前の西日本豪雨で大規模な土石流が発生し、12人が犠牲になるなど大きな被害が出ました。

25日に公開された砂防ダム2基は合わせて3千立方メートルの土砂を止められるということです。

新原芳明市長「被災を受けられた方々住民の方々も非常に安心されたのではないか。土砂災害も何が起こるか分かりませんので、避難の方も一緒に住民と考えていきたい」

国によりますと天応地区の砂防ダムはこれまでに6基完成していて、来年度に11基全ての整備を目標にしています。