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願い込め風船やキャンドル 西日本豪雨4年 各地で祈り 広島

広島防災・災害

西日本豪雨から4年となった6日、各地で犠牲者をしのぶ会が開かれました。

安芸区矢野町では住民を避難誘導していた警察官2人が土砂に巻き込まれ命を落とした場所で、2人へのメッセージが書かれた風船を空へと放ちました。

亡くなった晋川警部補の父 晋川芳宏さん「それぞれ思いを新たにまた彼ら2人のことを思い出していただくという意味合いも込めて、空の上に(風船を)飛ばしていただこうという思いで続けています」

また、坂町小屋浦地区で開かれた追悼の会には、遺族や住民のほかスーパーボランティアとして知られる尾畠春夫さん(82)も出席しました。

「7・6」と並べた灯ろうには地元の小学生らの復興への願いなどが込められています。

小屋浦地区の小学生「災害がなくなってほしいという気持ちで(火を灯した)」「4年(災害)前みたいな緑がいっぱいの小屋浦になってほしいです」

西日本豪雨から4年、被災地の人々は犠牲者をしのび、安全なまちづくりへの誓いを新たにしました。