“ひっ迫危機”に立ち向かう「町のお医者さん」 広島

広島

オミクロン株の急拡大で医療従事者の感染も増えている中、医療ひっ迫の危機に立ち向かう「町のお医者さん」を取材しました。

三上内科医院 三上裕一郎院長「おはようございます三上内科です。きのうのPCR検査の結果が出まして残念ながら陽性が出たんですよ。今、調子はどうですか?せきと鼻水ぐらいね」

広島駅近くにある三上内科医院。

新型コロナの急拡大は身近な「町のお医者さん」にも影響を及ぼしています。

三上裕一郎院長「年が明けてから急に増えてきました。きのうなんか特に多くて発熱患者さんが14~15人は来たと思います。通常の診療もしなきゃいけないので内視鏡なんかもありますし、そういうものも圧迫される形にはなりますどうしても」

この病院では応接室なども利用して個室のスペースを増やし、同時に最大6人の患者を受け入れることができます。

多い日では感染が疑われる患者が10人以上訪れ、そのうち2割から3割ほどの人が陽性だということです。

三上裕一郎院長「今回のオミクロン株の特徴としてはあんまり重症化しないので、病院のベッドがいっぱいになってひっ迫して崩壊することはないと思うんですけど、感染力が強いから我々医療従事者が感染してしまうことが多いらしくてそういう意味で町医者レベルで医療がひっ迫して崩壊してしまう、そういう危険性が迫っていると思います」

この日も発熱と悪寒の症状があるという人がやって来ました。

三上裕一郎院長「オミクロン株は感染力が強いから結構真面目にというかN95マスクを二重にして、いわゆるフル装備ですよね。フル装備で立ち向かうようにしています。今までも結構緊張してたんだけど、オミクロン株になってから緊張度が高まりました」

看護師も感染防止に細心の注意を払ってPCR検査の検体を回収します。

三上内科医院 三上裕一郎院長「(自らの感染を)恐れて僕らが『もう発熱患者さん診ません』とかなっちゃったらもう本当に医療崩壊じゃないですか。それは絶対あってはならないので使命感というか我々町医者の仕事ですよね。なるべくできることを一生懸命やろうと思ってます」