広島ホームテレビ

繁華街に久々のにぎわい 集中対策終了で 広島

広島

広島市を含む4つの市町の飲食店などに出されていた時短営業の要請が解除され、繁華街には久々ににぎわいが戻ってきました。

15日金曜日。広島市を含む4市町の飲食店などに対する時短営業の要請が解除され、繁華街・流川は若者や仕事帰りの会社員で久々に賑わいました。
広島県内全域での解除は約70日ぶりです。

飲食店の利用客「飲みに出たのは半年ぶりぐらい。(家で飲むより)外の方がもっとおいしい」

瀬戸内料理広起 青木寛起店長「皆さんもずっと我慢していたと思いますからやっぱり飲みたいという思いがあるんじゃないでしょうか」

流川通りにあるこの日本料理店も一時はほぼ満席状態になりました。
予約自体は集中対策期間中とあまり変化がありませんでしたが、それでも客足が戻ってくることを期待し仕入れ量を1.8倍に増やしていたそうです。
その一方で不安な気持ちや心配は尽きないと言います。

瀬戸内料理広起 青木寛起店長「第6波、そしてコロナがなければいい。あれが一番心配。コロナが出ないように皆さんまだまだ気を付けないといけないと思いますから、僕らもそうですけど」

焼き肉店の利用客「昔は普通に経験できたことが今できなくなっていますから、本当にきょうはうれしい」

こちらの焼き肉店の営業時間は本来午前3時までですが、緊急事態宣言や集中対策などにより午後4時から午後8時までの時短営業を約3ヵ月続けていました。
1年で最も集客が見込める夏場に通常営業ができなかったため、これから年末にかけて巻き返しをはかりたいと話します。

焼肉味美 脇舎和彦店長「どこかで『感染してはいけない』というのがあったりするので、(コロナが)完全になくなるのが一番の希望ですね。それ以上はない。今まで辛抱した分これから取り戻すような気持ちでやっていきたい」