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家計を直撃 野菜の価格高騰 長雨の影響深刻 広島

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家計への影響はいつまで続くのでしょうか?8月、広島県内各地に被害をもたらした長雨の影響で野菜の価格高騰が続いています。

森光七彩アナウンサー「スーパーの野菜売り場に来ています。夏野菜のキュウリ、普段であれば3本で100円のところ2倍以上の値段となっています」

スパーク中山店では8月からトマトやキュウリ、ナスといった様々な野菜の品薄が続き販売価格が高騰しています。

買い物客「(野菜を)常に置いておかなきゃいけないという感じで買うんですけど、高いからつい手が引っ込みますよね」

中でも深刻なのが、コマツナやホウレンソウといった葉物野菜です。

スパーク中山店 高田浩次副店長「コマツナに関しても1日10袋程度であったり量がすごく減っています。入ってもすぐ売り切れてしまって、お客さまにご迷惑をおかけすることもある」

価格の高騰は長雨による収穫量の減少や日照不足で生育が遅れていることが原因で、サイズや品質にも影響が出ているそうです。

スパーク中山店 高田浩次副店長「野菜全般を通してここまで相場が上がったり入荷量が減るということは今までなかったことなので、今年に関しては〝異常”」

このスーパーでは高値はこのまま続くとみています。いつもの仕入れ先は中国地方や九州ですが、しばらくは北海道や関東といった普段と違うルートを使うなど工夫していくということです。