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広島県の集中対策 広島市、廿日市市、三原市で時短要請

広島

7月31日に始まった広島県の集中対策で広島市、廿日市市、三原市では、4日から酒を提供する飲食店への営業時間短縮の要請が行われています。

高橋勇介記者「三原駅近くの繁華街では休業している店が目立ちます」

三原市の直近1週間10万人あたりの新規感染者数は59.4人。飲食店クラスターも発生しました。広島市、廿日市市とともに特に拡大傾向が強いとして、4日から酒を提供する飲食店への営業時間の短縮要請が始まりました。
三原駅近くの繁華街で60年以上続くバー「カールトン」。時短営業ではなく休業を選択しました。

カールトン 加納裕毅彦店主「酒を出す時間がない。それが一番つらいところですね」

午後5時開店のバーにとって時短営業という選択はありませんでした。
要請に従い休業するのはこれで3回目です。
コロナが感染拡大する前に比べ売り上げは約3割減ったという加納さん。
感染者数が一向に減らない現状に戸惑いを覚えながら休業は致し方ないと感じています。

カールトン 加納裕毅彦店主「再開の時に万全の態勢でお客さんを迎える早期の休業が明けることを願っています」