広島ホームテレビ

ワクチン接種計画変更相次ぐ 広島県内の自治体に影響

広島

国から新型コロナワクチンの供給量が減っている影響で、広島県内でも接種計画の変更が相次いでいます。

枝広福山市長会見
「ワクチン供給量の確かな見込みが立ちづらかった。遅れたとはいえ、いいタイミングで開設できた。」

福山市は、今月中旬から始める予定だった独自の大規模接種を来月2日に遅らせると発表しました。

会場は福山労働会館みやびとシャープ福山スポーツセンターの2カ所で、1日最大1400人の接種を予定しています。

19日から受付を始めますが予約方法などは調整中だということです。
ワクチン供給不足の影響は尾道市でも。

平谷尾道市長会見
「たくさん来れば必ず早く接種完了する体制はできている。でもワクチンが思うように来ないので、縮小させながら進めていく。」

尾道市は先月末に56歳から59歳の約5400人に接種券を届けましたが、7日午後から新たな予約の受付を中止しました。

60歳以上と基礎疾患のある人は引き続き予約できますが55歳以下への接種券については発送の見通しが立っていないということです。

安芸高田市でも27日から始まる64歳以下の一般接種について予約枠を減らします。

もともとは午前中や昼間の予約もできましたが月曜から土曜は午後6時から8時、日曜は午後4時から6時までに減らされました。