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コロナ禍のGW 観光地は 広島

広島

コロナ禍で迎えた2回目のゴールデンウイークも後半となりました。広島県内の観光地のにぎわいはどうだったのでしょうか?

佐藤弥生記者「お昼時を迎え、商店街はたくさんの人でにぎわっています。焼きガキのお店には行列もできています」

4日は天気にも恵まれ、宮島は県外からの観光客や家族連れなど多くの人でにぎわっていました。

観光客「去年は(家から)絶対出ないでおこうという感じだったんですけど(今年は)気を付けながら行こうかなくらいに変わってきました」
観光客「(子どもに)我慢させっぱなしかなとは思っているので、怒られるかもしれないですけど、外で思い切り体を動かして遊ばせたいというのはあります」

緊急事態宣言が出ていた去年のゴールデンウイーク。
宮島では商店街のほぼすべての飲食店や土産物店などが休業し、観光客も訪れず閑散としていました。
今年は去年より人が多いのは一目瞭然ですが・・・コロナ前と比べると売り上げが激減しているという嘆きの声もー。

鳥居屋 佐々木健一専務「地元のものを買って帰るわけではないので、やはりお土産の面はかなり苦戦しています。これはたぶんどのお土産物屋も一緒だと思います」

広島県内からの客が多いことや、「旅行に行った」と言いにくいことなどから売り上げが例年の3分の1ほどだといいます。

鳥居屋 佐々木健一専務「一般のお客さま、団体が復活するにはまだ先は長いのでは」

庄原市の県民の森は多くのキャンプ客などでにぎわっています。

父親「家の中にいてもおもしろくないし、子どももこっちに来たほうがいっぱい遊べるしいいんじゃないかなと思う」

GW前は県外からも多くの予約が入っていた県民の森。
関西など変異ウイルスが流行している地域の人の予約などがキャンセルされることもありました。
それでも3日は食事の利用者など約2千人が訪れ、4日もキャンプ場の予約はほぼ埋まっています。

運営を担当 石川芳秀社長「外出をしたいところを非常に我慢している半面、こういうところに効果が出ているのではないかと思う。レジを打つのにレジシートが無くなるくらいきのうは右往左往していた」

コロナ禍の2度目のGW。それぞれが過ごし方を考えながら終盤を迎えています。