広島ホームテレビ

西日本豪雨で被災のポンプ所 新施設完成 広島・呉市

広島防災・災害

3年前の豪雨災害で被災した広島県呉市のポンプ所に新たな施設が完成しました。

呉市の柳迫第1ポンプ所は川尻地区の約9割に給水する施設でしたが、3年前の豪雨災害で被災し、3200世帯あまりが約1か月断水しました。
その後、仮設の施設で水の供給を行いながら復旧工事を進めていました。
新たなポンプ所は土砂の流入を防ぐため防護擁壁や防水板が設置されているほか、部屋ごとに壁を設けて強度を上げるなど土砂災害や地震に配慮した施設になっています。

呉市上下水道局 桂尚嗣技術部長「建物による復旧は全て終了したが、あともう少し配管等が一部分残っているので、完全復旧に向けてがんばっていきたい」