新型コロナウイルスのワクチンについて医療従事者への優先接種のスケジュールが明らかになりました。
広島県内の対象は新型コロナ患者の対応をする医療従事者や保健所に勤務する人など約１１万２千人です。
広島県によりますと超低温冷凍庫がある県内３１の病院などに来週から２週間かけて２万３４００人分が届けられる予定です。
またワクチン接種について専用のコールセンターが３月１日に設置されることになりました。
２４時間対応で看護師や薬剤師がいる時間帯も設けるということです。
広島県ワクチン接種体制整備班 渡辺哲也班長
「（広島県も）ちゃんとこういう体制で届くと説明するので、あせらず届いたものをみんなで効率よく使うことを念頭にやっていきたい」
国は高齢者の接種は４月１２日からとしていますが県内で一斉に始めるのは難しそうだということです。
また県内の自治体が高齢者のワクチン接種などについてウェブ会議を開きました。
集団接種を行う施設や担当医師の手配が課題に上がったということです。