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試験的PCR検査 2日目は予約増加 広島市

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広島市中区全域の住民を対象とした試験的なPCR検査。20日はこれまでに前日の2倍となるおよそ1300人が予約をしています。

対象を中区全域の住民に拡大した「試験的PCR検査」は、今後の感染者急増に備え検査能力などの課題を洗い出すために行われています。2日目の20日は午後4時半の時点で前日の検査人数の約2倍となる1334人が予約をしています。検査は無料で、事前に受付サイトや電話などで予約が必要ですが、当日の予約もできるということです。検査を受けた人「うつされても嫌だしうつすのも嫌だから早めに(会場が)開くのを待ってた。(検査は)簡単でしたよ、思ったよりは」県健康福祉局 福永裕文総括官「簡単な問診票を書いていただいて唾液を出していただくだけ。非常に簡単で15分から20分で済みますのでぜひご協力いただければと思います」採取された検体は臨床検査センターに運ばれます。今回は多くの人数を検査するため、5人分の検体を1つにまとめる「プール方式」が採用されています。広島市医師会臨床検査センター桝本健技師長「メリットとして集団でできるということがあるので、とにかく(陽性者を)見つけるという観点で言えばこれから普及していく」中区民を対象とした「試験的PCR検査」は21日まで行われます。