広島ホームテレビ

大規模PCR検査 来月中旬から 時短要請は延長を想定 広島

広島

広島県が広島市で行う予定の大規模PCR検査。湯崎知事は来月中旬に、広島市中区から順番に行う方針と発表しました。

湯崎知事は「早く強く短くという考え方のもとでPCR検査を集中的に実施して感染の経路を可能な限り絶ち確実に感染拡大を抑え込みたい」と話しました。

大規模PCR検査をめぐっては否定的な意見もある中、知事は中長期的にみれば医療態勢と経済への影響を軽減できるとし、あらためてその意義を強調しました。

住民向けの検査は来月中旬から中区・南区・西区・東区の順でそれぞれ1週間程度を予定しています。

費用は無料で事前に予約をしてそれぞれの区に数カ所設けられる検査場所に出向く形になる見込みです。

また、4つの区内にある事業所には検査キットを送って検査してもらうことも想定しています。

検査にかかる費用は10億円余りを計上し来月3日に開会する臨時議会で審議されます。

また、お酒を提供する飲食店の時短要請については2週間延長を想定し営業時間を午後9時までに緩和する方針で来月4日以降に正式決定する考えです。