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準備進む「ワクチン接種」課題も 広島

広島

広島でも準備が進む新型コロナウイルスのワクチン接種。

松井一実広島市長「(広島)市内に65歳以上約30万人を念頭に置いて4月上旬からの接種に向けて準備作業に入っている」

政府の方針を受け広島市の松井市長は高齢者について4月上旬から接種を始める考えを示しました。
集団接種は病歴などを書き込んで予診、その後に接種を受けてアレルギーなどが出ないか経過観察を行うという流れになります。
広島市では約102万人が対象で集団接種の会場は市内8区それぞれに少なくとも1カ所設ける予定です。
28日はこうした準備状況について県内市町の担当者らが情報を共有しました。
そこで見えた課題が…

広島県健康福祉局業務課 山口まみ課長「打っていただく医療従事者や事務の方々、スタッフの確保、冷凍庫の設置や(ワクチンの)移送時間が制約が加わり限られるということで、どこを接種会場にするか」

ワクチン用の冷凍庫については広島県内で30台程度を設置。
また集団接種会場とは別に5日間で100人程度が受けられる医療機関の確保も調整しているということです。
注目が高まるワクチン接種…。

松井一実広島市長「施行する側は必要かつ的確な情報を包み隠さず提供する」