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広島土砂災害 砂防事業の完成式

広島防災・災害

6年前の広島豪雨災害による被災地の砂防事業がすべて終了したことを受け、完成式が行われました。

安佐南区の梅林小学校で行われた砂防事業の完成式には、赤羽国土交通大臣ら約80人が出席しました。
6年前の災害以降、99カ所で砂防ダムをつくるなどの工事を行ってきましたが、8月に計画していた事業が終了しています。
式典では、災害の記録と防災について書かれた防災看板が披露されました。
地域住民代表の澤本陽奈さんは、「(災害は)全員に起こりうるということをまず自分自身のこととして考えてもらえるように伝えていきたいと思います」と、話しました。
午後からは、最も被害の大きかった安佐南区八木3丁目に建設された砂防ダムも公開され、防災看板が設置されました。