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広島市で37人感染確認 県内の1日の発表数最多に

広島

3日、広島市が発表した新型コロナの新規感染者は37人。広島市だけで県内の1日の感染者数が「過去最多」となりました。高齢者施設ではクラスターも発生し、入所者や職員あわせて17人の感染が確認されました。

広島市が発表したのは20代から90代までの37人。全員が発熱や咳といった軽症、もしくは無症状ということです。

2日、広島市は「4つ目の山を迎えている」と認識を示しましたが、広島市の担当者は「まったく予断を許されないですし、これがまだ入り口だとすると相当高い山になります。医療提供体制は間違いなくひっ迫します」と強調しました。

3日に発表されているのは広島市37人と呉市で2人のあわせて39人(午後4時半現在)。
広島市の担当者は「本当に市民一人ひとり事業者それぞれが感染対策に本気に取り組まなければ、この感染の拡大は止まらないと思います。みなさまの意識の中にしっかり浸透して実践してもらうところまでいかなければ、このクラスターはもっと出てくると思います」と話していました。

ここまでに感染した人は累計で928人となりました。