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コロナ禍でえびす講は 広島

広島

18日から始まったえびす講。
えびす通りにお祭りの雰囲気はありますが人の姿はまばらです。


広島3大祭りの1つえびす講。
例年なら福をかき集めるとされる熊手を売る店が並び胡子神社には長蛇の列ができるなど3日間で約30万人が集まります。


しかし今年は新型コロナの影響で規模が大幅に縮小。
飲食の店や熊手を売る露店は出店していません。


熊手の販売は事前にネットで注文し後日受け取る形に。
18日も朝から受け取りに来る人が多く見られました。


参拝客
「話をしながら買うのが例年だったので、ちょっと寂しい感じがするんですけど、家内安全、今年一年乗り越えられるかなと思います」


お守りなどは売られていますが、密を防ぐために祈とうは予約制で1組ずつ行う徹底ぶりです。


胡子神社総代会 今井諭副会長
「原爆が落ちた年にも大祭を開催したという歴史も残っていますので、我々としてそれを今年を途絶えさせるというのも問題だなということで規模を縮小してもやろうと」


えびす講は20日までですが、熊手の予約は11月末まで受け付けるということです。