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クラスター拡大 介護老人保健施設の感染者31人に 広島・呉市

広島

広島県呉市の介護老人保健施設で発生している新型コロナウイルスのクラスター。
11日、新たに12人の感染がわかり施設での感染者は31人にのぼっています。


呉市の介護老人保健施設では先月25日に2人の職員の感染が判明、27日には入所者2人の感染がわかったため、先月末に職員と入所者225人の検査を行っていました。


その検査で陰性になった人でも後に症状が出て感染が確認されるケースが出たことなどから、11日感染の可能性が高い職員や入所者78人についてPCR検査を行ったところ、職員1人入所者11人計12人の感染が判明しました。
12人は50代から100代までで軽症もしくは無症状ということです。


呉市福祉保健部 原垣内清治部長
「(感染判明の12人は全員)以前の感染者と接触が多かった人、いわゆるレッドゾーンからの陽性が確認されている」


施設ではこれまでにゾーニングなどの対策を取ってきましたが、12人の感染確認を受け、広島県の感染症医療支援チームの助言を受けるなどさらに感染防止対策を徹底するとしています。