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コロナ禍の医療教育に「VR」 広島

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新型コロナウイルスの影響で定着しつつある「リモートワーク」が医療の教育現場にも…。学びの機会が減るなか「VR」が救世主となるかもしれません。


セミナーの参加者がゴーグルを装着、いったい何を見ているのかというと…。


平彩佳記者リポート「すごい。360度見渡すことができますね。私も医療チームの一員みたいになっています」


映し出されたのは救命救急の最前線!実際の手術を現場目線でリアルに体感することができます。

新型コロナウイルスの感染拡大により医療分野でも学会やセミナーの機会が失われ病院に入っての実習も難しくなりました。

そんな状況でも離れた場所の医療従事者が最新の医療を学べるように…と活用が広がりつつあるのが「VR」なんです!


ジョリーグッド 上路健介代表取締役「発生頻度の少ない症例は貴重な臨床機会で、教育の機会になる体験を何回もでき名医の手技を間近で見られるというのはVRでしかできない教育」


24日行われた広島初のお披露目には医療関係者らが参加。東京から大学教授が“リモート講師”として指導しました。


医療関係者「普通見られない角度が見られたのはリアリティがある」「実際に患者を触るというのは触覚ですよね。もう少し開発をしてもらえたら」


コロナ禍を逆手に…医療教育は新しいカタチに変化しつつあります。