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JR在来線や路面電車が始発から運休 広島

広島防災・災害

大型で非常に強い台風10号は7日の朝にかけて広島県内に最接近する見込みです。

台風10号は午後4時現在、屋久島の南西を時速35キロの速さで北上しています。ウェザーニューズによりますと県内に最接近するのは7日の朝6時ごろになる見込みです。

早ければ6日夜8時ごろには県内の一部が強風域に入るほか、西部の山沿いでは降り始めからの24時間雨量が100ミリを超える場所も予想され、土砂災害や高潮に注意が必要です。

県庁では本部員会議が行われ、湯崎知事が「台風が近づくまでまだ少し時間があります。避難場所や避難経路の確認、非常持ち出し品の準備など台風への備えを本日の明るい安全なうちに確実に終了させてください」と、早めの避難を呼びかけました。

台風により交通への影響も出ています。
JR山陽新幹線は7日の始発から終日、広島~博多で運転を取りやめるほか、広島~新大阪は本数を減らして運行されます。

JR在来線も広島地区(広島支社管内)は全線で7日始発から終日運休が決まりました。

空の便では日本航空、全日空とも7日に広島空港を発着する国内線は全便が欠航になっています。

高速バスでは広島・福岡便や神戸便など6日から運休が出ているほか、7日も多くの便の運休が決まっています。

また、広電の路面電車(市内線・宮島線)や複数の路線バスが始発からの運行見合わせを決めています。