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大型で非常に強い台風10号へ早めの対策を

広島防災・災害

大型で非常に強い台風10号の接近に伴い、県内でも対策が進められています。

大型で非常に強い台風10号は、5日午後5時には南大東島の南の海上を1時間におよそ15キロの速さで北西に進んでいます。西区の井口漁港では高波や強風で船が岸壁にぶつかり、壊れるのを防ぐため陸へ引き揚げた漁船22隻をロープや重りで固定する作業が行われていました。県は5日災害対策本部の会議を行い、湯崎知事は「県民のみなさまは物の固定や避難場所や経路の確認、非常持ち出し品の準備など台風への備えを6日の明るいうちまでに確実に完了していただきたい」と早め早めの対応を呼びかけました。一方、JR西日本はすでに7日の山陽新幹線広島ー博多間の運転を終日取りやめることを決めています。