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留置場収容の容疑者がコロナ感染 広島

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警察署内の留置場に収容されていた容疑者が新型コロナウイルスに感染していたことがわかりました。

広島市で新たに感染が確認されたのは、広島東警察署内の留置場に収容されていた住所不定・無職の男で、今月上旬に東京都内から新幹線で移送されてきたということです。

4日に悪寒の症状がみられ、翌日に発熱などがあったことから検体を採取したところ、きのう陽性であることがわかりました。

広島市によりますと男は軽症で、警察の監視のもと舟入市民病院に入院中です。

また移送などに関わった警察官9人を濃厚接触者として検査を行うとしています。

男は新幹線での移送中はマスクを着用し留置場では一人で収容されていたということです。

市は男の行動歴などから都内で感染した可能性が高いとみています。