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西日本豪雨から2年 被災現場の献花は雨で中止 広島

広島防災・災害

多くの被害を出した西日本豪雨からきょうで2年。広島市が予定していた被災現場の献花は雨で中止されました。

広島市安佐北区役所で行われた追悼式には松井市長や遺族など約25人が参列し犠牲者を悼みました。現地での献花式も予定されていましたが雨で中止されました。

母を亡くした男性は「元気に家族みんなしっかりと自分の人生を費やすというのが母への一番の鎮魂になるのかな」と話しました。

おととしの豪雨災害で県内では災害関連死を含め149人が亡くなり5人が行方不明です。

きょうは県内5カ所で行方不明者の捜索が予定されていましたが、雨で中止されました。
いまも589人が仮設住宅など仮住まいでの暮らしを余儀なくされています。道路などの復旧工事は人手不足や新型コロナの影響などで遅れていて工事が完了したのは全体の39%にとどまっています。