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コロナで需要減の花 広島駅を装飾 福山市では病院へ

広島

新型コロナウイルスの影響で行事やイベントなどが激減し花の需要が落ち込む中、生産者らを救済しようと県もひと役買いました。

JR広島駅を彩る季節のスモークツリーやユリなど鮮やかな花の数々。コロナの影響で2月ごろから行事やイベントが激減し行き場を失ったものです。

その花を活用することで県内の生産者らを支援し需要回復にもつなげようと、県も加盟する花の団体が約2千本を広島駅構内3カ所に飾りつけました。

県フラワー活性化協議会・和田由里さん「花で生活者の皆さんも元気になってもらいたいという思いを込めてこの事業を行いました」

一方、福山市では県東部の花の市場からコロナと闘う医療従事者に敬意と感謝を込めて、バラの花束やフラワーアレンジなどが贈られました。

福山市民病院・喜岡幸央院長「どこかで折れていきそうな心をこのお花を見ることによってまたひとつ大きなものにしていってみんなが頑張ってくれればなと思っております」

また贈呈した市場の関係者は、この活動を通して農家などにもエールを送りながら、花が新しいライフスタイルの一助になればと話しています。