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三次市ではクラスター発生か 県内の感染者は30人に

広島

10日広島市・福山市・三次市で新型コロナウイルスの感染者が新たに5人確認され県内の感染者は30人となりました。


広島市で確認されたのは西区に住む広島市立大学の20代・男子学生です。今月1日以降、発熱や味覚障害などがあり9日「陽性」と判明しました。感染経路は特定されていませんが、男子学生は先月下旬に京都と山口を訪れていたということです。市は同じ大学の友人など7人を濃厚接触者としてPCR検査を行うほか発症後も市内の飲食店でアルバイトをしていたということで、他にも濃厚接触者がいるとみています。


また、福山市では3人の感染者が確認されました。いずれもこれまでに感染が確認された患者の濃厚接触者で、そのうち50代男性と40代男性は4日に感染が確認された男性の会社の同僚や関係者。もう一人の50代男性は8日に確認された男性の同僚でした。さらに県は三次市で訪問介護員の50代女性の感染が確認されたと発表しました。女性は8日と9日に感染が確認されたいずれも80代女性の自宅を訪れ介護サービスを行っていたということです。


県はクラスター(感染者集団)が発生した可能性があるとみて調査を進めています。