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新型コロナ 医療崩壊防止へ専門家ら会議 広島

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新型コロナウイルス感染者急増による広島県内での医療崩壊を防ぐための会議が開かれました。

現在、県が確保している感染症に対応した病床は119ありますが、国の計算式を元に算出したデータでは、何も対策をしない場合県内ではピーク時に1日169人の重症患者が出るということです。

会議では民間を含む県内の医療機関全体で役割を分担し対応していく必要性などが話し合われました。

広島県健康福祉局・田中剛局長「(コロナは)いつピークアウトが起こるかわからないし、もし(感染者の数が)低い状態のまま過ごすことができたとしても、第2波第3波がくることが容易に想像できる」

県では新たに受け入れ可能な医療機関を調べるためのアンケートを実施しているほか、このような会議を週に1度程度行い日々変化する状況に対応したいとしています。