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西日本豪雨から全線復活したJR芸備線「地域の方々と一緒に盛り上げたい」JR西日本

広島防災・災害

23日全線開通した芸備線について、JR西日本はシカなどの事故対策も含め今後の課題に言及しました。

JR西日本の北野眞広島支社長は「これから沿線の皆さんと一緒になって、一人でもご利用を増やす努力が必要だと認識してございまして」と話しました。
23日は沿線各地で全線開通の記念セレモニーが行われ、笑顔とともに被災前の日常が戻りました。芸備線は、去年の豪雨災害で第1三篠川橋梁の橋げたが流され、およそ1年3カ月にわたり狩留家駅と中三田駅の間で運休が続いていました。
去年3月には三江線が採算面から廃線となったこともあり、7月の被災直後は沿線住民の間に不安が広がりました。
北野支社長は「去年被災した時には、このままやめてしまうんですかという声も記者の皆さんからもいただきましたけども、きっちり直してまた芸備線、復活させますよと申し上げた。今ちょうどその時期がきたわけですから、これから地域の方々と一緒になって盛り上げていきたいと考えています」と話していました。
JR西日本では今後芸備線活性化への具体策を検討するということです。