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約5万世帯に避難指示 県内各地で大雨 土砂災害に警戒

広島防災・災害

明け方から強くなった雨で広島市などに警戒レベル4にあたる避難指示が発表されました。大気の状態が不安定なため今後も最新の情報に注意してください。

午前9時20分に安佐北区くすの木台に国が設置している雨量計が1時間あたり95ミリの猛烈な雨を観測するなど、明け方から県北西部を中心に大雨となっています。21日11時現在で土砂災害警戒情報が、広島市、大竹市、廿日市市、安芸高田市、安芸太田町、北広島町、三次市に発表されています。また、広島市安佐南区・安佐北区、佐伯区と廿日市市・北広島町でおよそ5万世帯に土砂災害の恐れがあるとして避難指示がでています。これまでに北広島町で床下浸水2件、広島市西区で山ののり面が崩れるなどの被害がでています。県は午前4時35分に災害対策本部を立ち上げ、湯崎知事が「早めの避難」を呼びかけました。ウェザーニューズによりますと、午後も雨が降りやすい状態で土砂災害や河川の増水などに警戒を呼びかけています。