7月の西日本豪雨で被害を受けた坂町にある神社で初詣客を迎える準備が行われました。
坂町小屋浦にある新宮社では地元の人たちが本殿の掃除などをして新年を迎える準備を進めました。小屋浦地区は7月の豪雨災害で関連死を除いて15人が犠牲になり、いまも1人が行方不明のままです。神社の周辺にはまだ災害の爪あとが残り、離れた場所で新年を迎える住民も多いということです。小屋浦地区住民福祉協議会の出下一教会長は「いつまでも下を向いていられないので、前を向いてみんなで力を合わせて頑張っていきたい」と話していました。新宮社には午後11時ごろから初詣客が増えてくるということです。