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豪雨災害から3カ月あまり 広島県「最後の避難指示」を解除

広島防災・災害

7月の豪雨災害以降熊野町の一部に出されていた避難指示が10日午前0時、解除されました。県内の避難指示はすべて解除されたことになります。

熊野町の住宅団地大原ハイツでは住宅に土砂が流れ込むなどして12人が死亡し、9日まで69世帯に避難指示が出ていました。今月5日、応急的な対策として土砂をせき止めるワイヤネットの設置が完了したことなどから10日午前0時、避難指示が解除されました。住民は「自分の家に帰った安心感はあるんですけど、(災害)当時のことを思い出して怖さ、恐怖はまだ残ってます」と話していました。今回の解除により、豪雨災害で県内に出された避難指示はすべて解除となりました。県は来年末までに大原ハイツのある川角地区に砂防ダムを整備する予定です。