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災害時の新たな課題「ため池」広島県が管理の新方針を今年度中に策定へ

広島防災・災害

災害時の新たな課題とし浮き彫りとなった「ため池」。県が管理や廃止に対する新たな方針を今年度中に策定する方針を明らかにしました。

先月の豪雨によって福山市では49カ所のため池が決壊・損壊しそれに伴う避難指示を3度出しました。知事とのトップ会談で福山市の枝広市長は防災重点ため池の選定基準の見直しやすみやかな対策工事などを要望しました。これをうけ知事は県内すべてのため池を対象とした整備や廃止、管理方針を今年度中に策定する考えを示しました。湯崎英彦知事は「きちっと分類をして、使うべきため池はきちんと管理をする。そうでないため池はできるだけ廃止にしていく」と話しました。また近年、浸水被害が相次いでいることから、県は東部建設事務所に9月1日から緊急対策班を設置するとしました。