フランス出身の世界的俳優で、動物愛護活動家としても知られたブリジット・バルドーさんが亡くなりました。91歳でした。
フランス・パリ出身で、名前のイニシャルから「BB(ベベ)」の愛称で知られたブリジット・バルドーさんは、1956年の主演作「素直な悪女」で世界的スターとなりました。
自由を求め、恋愛に前向きな主人公を演じたことで、当時の「新しい女性像」の象徴的存在となり、そのライフスタイルやファッションが若者らに注目されました。
1973年に39歳で俳優業を引退してからは動物愛護活動に専念し、虐待されたり、捨てられたりした動物の保護のほか、食用動物の屠殺(とさつ)方法の改善や、アザラシ漁の廃止などを訴えました。