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“投資の神様”バフェット氏が丸3年株を売り越し 米最高値圏で投資資金回収を優先か

経済

 「投資の神様」が株を売り続けています。

 アメリカの投資会社「バークシャー・ハザウェイ」は1日、今年の7月から9月期決算を発表し、株式売買はおよそ9400億円の売り越しでした。

 売り越しは丸3年にあたる12四半期連続です。

 手元資金は9月末時点で過去最高の3817億ドル、日本円にして58兆円に達し、総資産に占める割合は30%を突破しました。

 アメリカの株式相場が、最高値圏にあるなか、投資資金の回収を優先させているとみられます。

ニッセイ基礎研究所 井出真吾氏
「バフェットさんは去年から『アメリカ株にはあまり魅力を感じない』とコメントをしている。すなわちアメリカ株が高すぎて、割安で買える銘柄が見当たらないと、そういう意味で言っているようだ」

 バフェット氏は今年の12月に最高経営責任者を退任する予定です。

(「グッド!モーニング」2025年11月4日放送分より)

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