アメリカのトランプ大統領はロシアのプーチン大統領との会談について、「無駄な会談はしたくない」と述べ、先送りを示唆しました。
アメリカ トランプ大統領
「無駄な会談はしたくない。時間の浪費はしたくない。だから様子を見るつもりだ」
トランプ大統領はプーチン大統領との16日の電話会談で、ウクライナでの和平に向けてハンガリーの首都ブダペストで会談することで合意し、「2週間以内に行う」と述べていました。
しかし、トランプ氏は21日、「無駄な会談はしたくない。時間を浪費したくない」と述べ、首脳会談を当面先送りする考えを示しました。
ロシア大統領府のペスコフ報道官も「具体的な日程は決まっていない」と主張しています。
ウクライナの停戦を巡っては、トランプ大統領が前線での即時停戦を迫っているのに対してラブロフ外相は21日、即時停戦は何の成果も生まないと反発するなど両国の意見には大きな隔たりがあるとみられています。
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