JR北海道によりますと、28日午前11時すぎ函館線の野田生駅で、作業員が置き忘れた缶2つが特急北斗7号と衝突しました。
1つは鉄製で、もう1つはプラスチック製でしたが、中には鉄製のピンが入っていて、重さは6キロ~7キロ以上になっていたということです。
当時、ダイヤの合間を縫って草が生えないようシートを設置する作業をしていましたが、2人の作業員は列車が入ってくることを認識していませんでした。
作業員はとっさに列車を避けていて、この事故によるけが人はいませんでした。
JR北海道の安全管理を巡っては、この3日前にも2カ所で作業用の器具が貨物列車と接触する事案が起きたばかりでした。
(「グッド!モーニング」2025年6月29日放送分より)