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「24時間テレビ」募金など着服の日本海テレビ元幹部 起訴内容を認める

社会

 「24時間テレビ」への募金などを着服したとして、業務上横領の罪に問われている日本海テレビの元幹部社員の男が、初公判で「間違いございません」と起訴内容を認めました。

 日本海テレビの経理業務を統括していた田村昌宏被告(55)は、おととし9月に日本テレビ系番組「24時間テレビ」のチャリティー募金として集められた10万5000円を含む、会社の預金およそ480万円を着服した罪に問われています。

 27日、鳥取地裁で開かれた初公判で、田村被告は「間違いございません」と起訴内容を認めました。

 検察側は冒頭陳述で「田村被告が自分の口座の不足分を埋めるために、架空の経費の振替伝票を作るなどした」などと指摘しました。