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千鳥ヶ淵戦没者墓苑で拝礼式 戦没者 新たに368柱納骨

社会

 第2次世界大戦中に海外の戦地などで亡くなった身元不明の戦没者を慰霊する拝礼式が、東京の千鳥ヶ淵戦没者墓苑で行われました。

 拝礼式には石破総理大臣や秋篠宮ご夫妻が出席されたほか、全国から遺族の代表など合わせておよそ400人が参列しました。

 千鳥ヶ淵戦没者墓苑にはDNA鑑定でも身元が分からず、遺族に引き渡すことのできない遺骨が納められていて、今年は硫黄島などから持ち帰った368柱が新たに納骨されました。

 福岡厚労大臣は「今年は戦後80年を迎える年でもある。一柱でも多くのご遺骨が、一日も早くふるさとに戻られるよう全力を尽くしてまいります」と述べました。