「マルハラ」対策でアプリに新機能 句点「。」めぐる世代間ギャップ解消目指す

経済

 若者を中心に、LINEなどで最後に句点「。」で終わるメッセージを威圧的に感じる「マルハラスメント」=「マルハラ」の対策として、文章の印象を変える機能が開発されました。

 若者世代の3割以上は、句点で終わるメッセージを「怖い・つらい」と感じているという調査結果がある一方、中高年の多くは無意識に使っていて、世代間のギャップが指摘されています。 

 これを解消するため、検索サービスを展開する会社は、愛知大学の学生とともに日本語入力アプリ「Simeji」の新たな機能を開発しました。

 アプリに搭載した新たな機能は、シーンに応じた例文や、「感謝」「怒り」など、12の感情から絵文字を提案します。

 世代を超えて、感情表現を後押しするツールにしてもらいたいとしています。