♠ Episode39 ｢シブる男｣

家電量販店に勤める恵一(さいねい龍二)が人生で最も大事にしているものは「コスパ」｡同僚の結婚祝いにもシビアで､タバコは必ずもらいタバコ｡他人の為に無駄なお金を使うのに抵抗があるため､恋愛もコスパが見合わないと思っていて､同僚の高杉(吉田一貴)が彼女への誕生日プレゼントで頭を悩ます姿も理解できない｡
ある日､店にやってきた客の舞香(花田茉子)に一目惚れしてしまう恵一｡舞香から電話番号を渡され､流れのままに番号を交換するも､恋愛はコスパが見合わないと頭を悩ませる｡
後日､恵一に舞香から食事の誘いの電話が｡思わず受けてしまう恵一だったが､やはりコスパを考えると当然安い店にしたい｡でも､それで舞香が満足するか…｡
その時､恵一が舞香に送ったメッセージの内容は？

後日､恵一に舞香から食事の誘いの電話が｡思わず受けてしまう恵一だったが､やはりコスパを考えると当然安い店にしたい｡でも､それで舞香が満足するか…｡
その時､恵一が舞香に送ったメッセージの内容は？

>>A：相手の行きたい店をきく

「ちょうど行きたいお店があったんですよ！」と返信があり､恵一は舞香が気になるお店に連れて行ってもらうことに｡大金を握りしめお店に向かうと､目の前には高級レストランが…｡
顔面蒼白になる恵一をよそに､次々とオーダーする舞香だったが､会計は何と“ワリカン”｡「なんていい子なんだ」と感激しつつも､手も握ることができなかったこの日の成果に､恋愛のコスパの悪さを痛感する恵一｡その後も食事には何度も行くものの恋に進展がなく､出費だけかさんでいく｡こんな現状を打破したい恵一は､ある日のデート帰りに行動に出る｡

舞香(花田)とのデートで手も握ることができない恵一(さいねい)は、恋愛のコスパの悪さを痛感する。その後も食事には何度も行くものの恋に進展がなく、出費だけかさんでいく。こんな現状を打破したい恵一は、ある日のデート帰りに行動に出る。

>>B：とりあえずエッチに持ち込む

「今日は朝まで舞香と一緒にいたい」そう言って向かったのはラブホテル。舞香とエッチをすることができた恵一は、恋愛に投資してきたお金を回収できると大満足。その後も2人の関係は続くものの、コスパ重視の恵一は舞香との時間を効率の良い“家デート”で済ませる。
そんな日々に舞香の不満が爆発し「エッチするなら風俗行けば」と捨て台詞を残し、恵一のもとを去る。
振られた恵一にはいつもの生活が戻っていたがある日、恵一宛に一通の手紙が。中身は、舞香の夫と名乗る男性からの慰謝料請求の手紙だった。知らない間に不倫をしていた恵一は何と舞香の夫から訴えられてしまったのだ。慰謝料は100万円！
「まさかこんな事になるなんで。コスパ悪すぎだろ」と心の中で叫ぶ恵一だった…。

舞香(花田)とのデートで手も握ることができない恵一(さいねい)は､恋愛のコスパの悪さを痛感する｡その後も食事には何度も行くものの恋に進展がなく､出費だけかさんでいく｡こんな現状を打破したい恵一は､ある日のデート帰りに行動に出る｡

>>A:いきなりプロポーズする

 

「俺､舞香の事､真剣に考えてる｡結婚を前提にちゃんと付き合いたい」｡ついに恵一は舞香にプロポーズした｡舞香から「ありがとう」という返事はあったものの､即答は避けられてしまう｡
そして1週間後､返事を聞く日が訪れた…｡
 
舞香からは「すぐに結婚はできないけど､恵ちゃんのことをもっと知りたい」という返事だった｡ついに2人は付き合うことに｡舞香とエッチもすることができ「これまでの投資は無駄ではなかった」と満足する恵一は､投資額を忘れないようにと､パソコンの家計簿につけておく｡
舞香が寝室から居間へ向かうと､光っているパソコンが目に入る｡中をのぞくと「現在､一発あたり13万106円」の文字が｡激怒した舞香は､恵一の家を後にする｡
舞香への恋心に気がついた恵一は､関係を修復しようとプレゼントを買って舞香の家に向かう｡
その時､恵一が見たのは舞香と舞香の夫や娘の姿だった｡「やっぱり俺が信じられるのは金だけだ」そう思いながら帰る恵一｡
慰める高杉に恵一は「不倫で訴えられて100万円請求されないで良かった｡ある意味儲かった」と､さすがのケチ男ぶりを発揮するのだった｡