広島ホームテレビ

放送番組審議会

第416回

開催日:平成24年4月18日(水)
場所:広島ホームテレビ 本社 特別会議室
【課題番組】
『雪だるま笑った!~スノーフェスティバル in 広島~

放送:平成24年3月3日(土)14:00~14:55
制作:広島ホームテレビ

番組について

2012年2月、広島県北部地域の冬の魅力を伝えるイベント、スノーフェスティバルが開催された。
「雪合戦ひろしま2012 in 高野」「ジュニアスキー大会」「ワールドスノーボードフェスティバル」3つのイベントを支える地元の人々の厳しい雪国の生活を楽しむ姿をドキュメンタリーで伝えるとともに、世界遺産の安芸の宮島と穏やかな瀬戸内の海が魅力な広島県のもうひとつの観光事業を紹介する。

合評での意見
  • 3つのイベントのつながりが理解できなかった。同じ場所で、同時間におこなわれたのか、日時を替えておこなわれたのか、よくわからなかった。
  • 「雪合戦」は素朴なスポーツ。女子アナも参加して、裏方の高橋さんもよく追いかけていた。「雪合戦」だけに絞り込んだ番組にしても良かったのではないだろうか。
  • 広島県北部地区の観光振興が目的ならば、広島のスキー場に観光客を誘致する番組作りをするべきだった。各県の女子アナを参加させた「雪合戦」は、他県へのPRが感じられるが、アクセス方法も地域の紹介もないので、他県で放送を見た人はどういう感想を持つだろうかと心配した。きっと「雪合戦」しか印象に残らないと思う。
  • ミカンが採れてりんごが採れる県、温暖な瀬戸内とスキー場もある雪深い北部地区という恵まれた観光資源がある県。しかし北部の観光振興が成り立たない現状に、一役しようとしたことは評価できる。
  • ドキュメンタリー番組なのか、観光振興番組なのか、目的がはっきりわからない番組だった。

※「放送番組の種別ごとの放送時間」の報告
2011年10月~12月、2012年1月~3月に放送した番組の「種別ごとの放送時間」に
ついて報告があった。