広島ホームテレビ

放送番組審議会

第375回

開催日:平成20年2月27日(水)
場所:広島ホームテレビ 本社 特別会議室
【課題番組】
『炎の記憶~革命家が見たヒロシマ、そして…~』

放送:平成19年12月29日(土)午後2:00~2:54
制作:広島ホームテレビ

☆放送番組全般について
☆苦情・意見等の概要について
番組について

カリブの赤い島、キューバへ福岡県星野村で62年間守られてきた「原爆の残り火」が送られる計画がある。1959年革命政権が成立して以来、社会主義体制を維持してきたキューバでは、毎年8月6日にヒロシマ・ナガサキのニュースが流れる。子ども達は中学校で原爆についての授業が行われ、国内では平和イベントが開催される。なぜ「原爆の残り火」が送られるのか。なぜヒロシマが語り継がれているのか。また、キューバ革命から半年後になぜチェ・ゲバラはヒロシマを訪れたのだろうか。キューバ取材を通し、知られざる“キューバとヒロシマ”の関係を検証する。

合評での意見
  • 外から見たヒロシマという新しい切り口の平和番組で、世界の人がヒロシマをどのように見ているのか教えてくれた。
  • 平和慣れしたヒロシマに今後のヒロシマの在り方についての提言がほしかった。
  • 「原爆の残り火」は番組を見て知った人が多いためもう少し詳しい説明がほしい。
  • 「原爆の残り火」と“ゲバラ”の関係が不明瞭。“ゲバラ”の印象が強い。
  • キューバ取材の映像はどの映像も非常に美しく、重たい内容から目を離れさせないような上手な使い方がされていた。
  • 全国放送をしてキューバとヒロシマの関係や原爆の残り火について沢山の人に知らせて欲しい。