♠ Episode10｢流される女｣

街中を走る一台の車___
ミホは､松尾の車の助手席にいた｡
年上の松尾とは二か月ほど前にクラブで出会い､その日のうちに大人の関係になっていた｡
ときどきデートはするが､ミホはどうやら彼女ではないらしい・・・・
｢松尾さん､､､オトナで素敵だけど､彼のクールさは理想じゃないんだよなぁ｡しかも・・・｣
女性モノのイヤーマフラーが車の後部座席に落ちている｡

｢ミホももうすぐ30でしょ！？ そろそろちゃんと付き合って結婚とか思わんの？｣
男と曖昧になってしまうのはミホの"流され"やすい悪い癖・・・・
親友のカナもたしなめるのだが・・・｡

そんなある日､大好きなスノボに出かけたミホは､コウジたちにナンパされる｡
｢結構タイプだったな･･･｣
翌週さっそくスノボデート｡
｢あ､帽子忘れちゃった・・・｣
振り向いた次の瞬間___ミホの頭にやさしく帽子が・・・・・
コウジのさりげなさに視線が釘付けになる｡
食事した帰り途中___
｢うち来ない？｣｢え？！｣
コウジとは松尾とのような曖昧な関係にはしたくない､､､
ミホはいったいどうすれば"流され"ないですむ？

食事した帰り途中___｢うち来ない？｣｢え？！｣
コウジとは松尾とのような曖昧な関係にはしたくない､､､
ミホはいったいどうすれば"流され"ないですむ？

>>視聴者の選んだ結果は､､､
｢もっとコウジのこと知ってからね｣【B:やんわり断る】

｢じゃ､今日は楽しかった！またね｡｣
別れて歩くミホ｡
これでよし！今日は流されなかった！
コウジくんとは､もっとゆっくりこれからの事考えていきたいし･･･｡

しかしコウジに｢軽い気持ちじゃない｣と告白され､翌朝には彼の腕の中にいるミホ｡

｢"流され"すぎると痛い目を見るよ！｣
コウジとの一件を､親友のカナが釘を刺す｡
ミホはまだ松尾との関係を曖昧にしていたからだ｡
しかも驚いたことにその松尾の誕生日が2月15日､コウジの誕生日が13日だとわかり､バレンタインデーを挟んで二人とどう過ごすか？ 悩んだ末に____
｢13から14の朝までがコウジ｡14の昼から松尾さんと・・・｣
そんな予定をひねり出した｡

まずはコウジと二人っきりでお祝い｡
些細なケンカから松尾とのことをコウジに疑われてしまうものの､仲直り｡

翌朝_____
プレゼントしたチョコレートを美味しそうに食べるコウジを見ながら､ミホはふと自己嫌悪になり彼から目をそらす｡
｢今更だけど私､こんな流されるままの恋愛でいいのかな｡
松尾さんなんてちゃんと切って､コウジといるべきかも・・・｡｣

これからの予定､いったいどうするべき？

｢今更だけど私､こんな流されるままの恋愛でいいのかな。
松尾さんなんてちゃんと切って､コウジといるべきかも...。｣
これからの予定､いったいどうするべき？

>>視聴者の選んだ結果は...｢Ａ：予定通り松尾と会う｣

｢じゃそろそろ行くね｣
予定通り松尾に会いにいくミホ。

スキー場デートの後､松尾の為に用意した誕生日プレゼントを渡す。
いつも通り曖昧な関係を続けようと､車から降りようとしたミホに､
｢ちょっと待って...｣と再び車を発進させる松尾。
困惑するミホだったが､そのまま松尾の部屋に...。

｢長い事付き合っていた彼女と別れた｣
｢...ほんとに別れたの？ほんとに私だけ？｣

松尾に思いを打ち明けられたミホは､後日友達のカナに相談する。
カナからは､｢完全二股で超流されてんじゃん｣と呆れられるが､
｢運命の人が同じ時期に出会っちゃっただけ｣と開き直るミホ。
とは言うものの､この流される性格をどうにか変えていかないといけないと頭を抱える。
そんな時､ミホの様子がおかしい事に気づくカナ。
｢もしかして...｣

流されるままの恋愛でいいのか｡松尾をきってコウジといるべきか...｡
これからの予定､一体どうするべき？

>>もしあのとき【B:予定を変更しコウジと過ごす】が選ばれていたら...

｢やっぱ今日コウジと過ごす｣
松尾に仕事が入ったと断りの電話を入れるミホ｡

友達のカナにも松尾との関係を終わらせた事を打ち明けていると､偶然松尾に会ってしまう｡
連絡が取れなくなった事を不信に思う松尾に呼び止められ､告白をされるも振り切りコウジの元へ...｡

｢コウジ明日は？｣
一緒に過ごせると思っていたミホだったが､友達と遊びに行くからとの理由で会えないと言われてしまう｡

翌日､街を歩いていると再び松尾に遭遇｡
｢絶対に見なきゃいけないものがある！！｣
ミホは腕を掴まれ､スキー場へ連れていかれる｡
すると､目の前にはとんでもない光景が...｡

果たしてミホが見た光景とは一体...｡