広島ホームテレビ

あっぱれ!熟年ファイターズ 毎週土曜 あさ9時30分~放送! (再放送 毎週金曜 深夜1時55分~)

#43 毛利元就と3人の息子たち

2010年04月10日

戦国時代に中国地方の大名へと発展する礎を築いた元就と3人の息子たち。今回は、毛利家のルーツをたどり、歴史大好きナベさんと歴女・松本裕見子が、毛利家の歴史と人物像に迫るぶらり旅。 まず訪れたのは、元就が生涯過ごした場所、安芸高田市。毛利家の原点を探ります。元就が築いた郡山城跡を目指し、山登り。清神社、元就の墓、絶景スポット、山頂には、元就がいたと思われる本丸跡や二の丸跡が残っています。 お昼は、元就が好物だったといわれる魚料理や、具で家紋をかたどった吸い物など、一品一品が元就にちなんで作られた「元就弁当」が登場!

   
   
   
   
   
   


三本の矢 毛利元就の息子たち
そして、毛利といえば、3人の息子に伝えたという「三本の矢」の話。この基となった手紙が毛利博物館に所蔵されているらしい。早速防府へ。江戸時代、長州藩主だった毛利氏は幕末に倒幕の中心勢力となり、明治維新後には公爵となった、その本邸に。 さて、3人の息子とは? 長男は、毛利隆元、41歳で急死したものの、関が原の戦いでは、西軍の総大将として擁立、広島城の築城を開始した人物。次男・吉川元春は、11歳で初陣を飾ったなど、数多くの武勇伝が残ります。三男・小早川隆景は、山陽方面と瀬戸内海を統治。戦略家として豊臣秀吉からも高く評価されていたとか。 その3人の息子たちの痕跡を求め、北広島町、三原へも足を運び、毛利の足跡をたどります。 他にも、一品一品が元就にちなんで作られた「元就弁当」や、代々毛利家の料理を作り続けた調理店が作る弁当「殿様重」「姫様重」など、毛利にまつわるグルメもご紹介します! 知っているようで知らない毛利家のこと。皆さんも今一度、毛利の歴史をお勉強してみませんか?

   
   
   
   
   
   
   

お問い合わせ

安芸高田市歴史民俗資料館
安芸高田市吉田町吉田278-1 TEL:0826-42-0070 
開館/9:00〜17:00、休館/月曜日、祝日の翌日。

清神社
安芸高田市吉田町吉田477 TEL:0826-42-0123

御里茶屋「元就弁当」「三矢の訓」
安芸高田市吉田町吉田406
予約・問い合わせ/安芸高田市地域振興事業団 TEL:0826-42-1011

元就弁当1200円

毛利邸・毛利博物館
防府市多々良1-15-1 TEL:0835-22-0001
開館・開園/9:00〜17:30 料金/庭園・大人400円、博物館・大人700円

毛利ミュージアムショップ舞衣
防府市多々良1-15-1(毛利庭園内) TEL:0835-25-1707
 定休/毎週月曜 代々毛利家の料理を作り続けた調理店が作る弁当。 「殿様重」1890円「姫様重」2100円(前日まで要予約)

吉川元春館跡 戦国の庭 歴史館
山県郡北広島町海応寺255-1 TEL:0826-83-1785
場所開館/9:00〜16:30 休館/毎週月曜(祝日の場合は翌日) 入館料/大人300円  元春が奥さんと隠居生活した

お休み処 吉川本陣
山県郡北広島町海応寺265-1 TEL:0826-83-1289
営業/10:00〜17:30 休業/火曜

戦国時代も食べていたというそば。吉川氏の家紋を表現したメニュー「九曜紋そば」

万徳院跡歴史公園
問い合わせ/北広島町教育委員会 TEL:0826-72-0864
1575年ごろ、元春の息子・元長の居城のふもとにあった別邸。風呂や、庭園あり。湯釜で発生させた蒸気で温まる当時の風呂が復元。毎月第3日曜に入浴体験ができる。

米山寺
三原市沼田東納所460 TEL:0848-66-0693
小早川家の本拠地に位置し、隆景の石塔などが並ぶ。隆景の肖像画も所蔵。