2025年度放送分
アオウミガメ/小笠原
春になると、大きなアオウミガメたちが本州の方から交尾・産卵のために小笠原諸島へやってきます。ここは日本最大のアオウミガメの繁殖地です。その昔は今よりもたくさんのウミガメがいましたが、戦前の乱獲により激減してしまいました。現在は規則の制定や保全活動がぬを結び、小笠原に繁殖に来るウミガメの数は増加傾向にあります。
スイレン/呉市
呉市・野呂山にある氷池。標高839mの山頂にあり麓より5度も気温が異なるといわれます。明け方から夕方にかけて花が開くスイレンは8月中旬ころまで楽しめます。花は未(ひつじ)の刻、(午後2時ごろ)に咲かすとされ、名前の由来となりました。ただ、実際はお昼前後から開き始め、夕方以降にしぼんでしまいます。
サクラ/三原市・佐木島
三原市の離島、佐木島の塔の峰に植えられた「千本桜」が満開を迎えました。市を代表する名所の1つで対岸からも確認できるほどです。島の人たちが1991年から荒れたミカン畑を手入れし、約1300本を植樹しました。
メジロ/広島市南区
全長11.5cm。日本では全国の平地から山地の林にすんでいます。目のまわりの白いフチドリ、スズメよりやや小さく、頭から背中は黄緑色で喉は黄色く、腹は白っぽいのが特徴。留鳥として一年中見られます。小さな昆虫やクモ類を主食とするが、ツバキやウメ、サクラなどの花蜜をよく吸い、受粉を助けます。
キリン/ナミビア
「静かなる絶滅」に向かっていると言われているキリンが、新たな調査によると、個体数を増やしつつあるといわれています。これまでアフリカ全体で生息数が8万~9万頭に達するキリンは絶滅の恐れが低いとみられていました。そんな中、遺伝子でグループ分けすると明確に4種に分かれ、最も少ないものは5千頭を切っているといわれます。
センダン/三次市
センダンの花は、淡紫色の小さな花で、バニラやチョコレートのような甘い香りがします。若葉の先に円錐形の花序を出し、5枚の花弁からなる花を多数咲かせます。花期は5~6月です。古くは「アフチ(オウチ)」と呼ばれ万葉集や枕草子などの古典文学にも登場する植物です。
リュウキンカ/北広島町
立金花(リュウキンカ)とは、その名のとおり茎が立ち上がって黄金色の花を付けることに由来します。
春先、湿地などでよく見かける多年草で、北海道や東北地方など寒い地域に分布している。湿地の好きなミズバショウと一緒に咲いていることも多く、黄金色の美しい花の姿は春を感じさせてくれます。花には花弁がなく、花弁状のガク片が普通5枚ある。
カンムリカイツブリ/三次市
全長56㎝。首が長く、水面に軽く浮いている水鳥です。頭上に黒色の冠羽があります。脚は体の後方に付いていて、脚だけで潜水ができます。飛行時は脚が短い尾をこえて後方へ伸びているのが見えます。日本では冬鳥として渡来していますが、およそ50年前に本州北部で繁殖が知られるようになりました。
ホトケノザ/庄原市
ホトケノザの芽生えたばかりの葉は葉柄が長く、成葉とはかなり異なっています。和名の由来は、花の咲くような茎の上部の葉が茎を抱いている状態を仏様の座っている座に例えたものといわれます。
赤ソバ/岡山県美咲町
棚田に秋風が吹き、赤ソバの花が揺れます。岡山県美咲町では、毎年9月下旬から10月中旬ころ赤い花が咲くそば“高嶺ルビー”が見ごろになります。標高およそ400メートルの山あいにある地区です。ほとんどのソバは、白い花を咲かせますが、「高嶺ルビー」は珍しい赤い花を咲かせます。
安芸の紅葉/廿日市市
廿日市市にある「もみのき森林公園」は四季を通じて色々な自然に触れることができるスポットです。 紅葉は10月末頃から11月初旬にかけて見ごろを迎えています。県内でも有数の紅葉の名所です。
霧の海/三次市
霧の海が見られるのは、9月~3月にかけての早朝。とくに9月下旬~11月にかけては日中の湿度が高く、より発生率が高くなると言われています。三次市は市内中心部で、西城川、馬洗川、江の川の3つの川が合流する全国でも珍しい地形。朝夕の寒暖差が激しく、川によって山から運ばれる冷気が霧を発生させる要因になっています。
三段峡/安芸太田町
広島の秘境「三段峡」は、先人が手彫りで残した16kmに及ぶ大峡谷です。峡谷内にある多くの木々は、10月中旬頃より色づきはじめます。その後10月下旬から11月中旬にかけてピークへと向かい、冬の始まりを教えてくれます。
ミナミハンドウイルカ/東京都・小笠原
一年を通してミナミハンドウイルカと泳ぐことができる小笠原は、世界でも有数のドルフィンスイムのスポットです。小笠原では1990年代初頭からドルフィンスイムやウォッチングが行われています。
アサギマダラ/三次市作木町
「旅するチョウ」で知られるアサギマダラ。秋めく山あいを彩っています。多い日で100匹ほどにとどまり、今夏の猛暑が影響しているとみられます。羽を広げると10センチほど。秋に日本列島を北から南へと旅しています。
サクラダンゴウオ/山口県長門市
サクラダンゴウオは成魚になっても3~4cm、よく見られるサイズは2cm前後です。小さくて丸い姿は和菓子の団子を連想させ、そのまま和名となったといわれます。育つ環境で色が変わると言われており、海藻の多い地域では緑や赤茶、岩場では白や黄色といったように、見つけることができます。
マツムシソウ/庄原市
マツムシソウは、夏~秋にかけて、薄紫色の花を咲かせ、風に揺れる姿が趣きのある越年草です。松虫の鳴く頃に咲くことからこの名前になったといわれます。葉は羽状に切れ込みが入りオミナエシに似ています。日本の山地に自生します。
ヒガンバナ/福山市/庄原市
ヒガンバナは秋になると、田畑の畔、神社や寺院の参道、身近な道路の脇などで、真赤な花を連ねるように咲きます。福山市にはボランティア団体で作り上げた『彼岸花の里』というスポットが神辺町の堂々公園周辺にあります。15種22万本が咲き誇り、散策を楽しむ人たちでにぎわう。
春を運ぶ/北海道
大雪山に訪れた遅い春。標高1450mの空沼(からぬま)は、雪解け水で満たされ、鏡のような水面が静かに空を映します。この静寂の中、雪と氷の下で新たな活動を始める生き物たちの姿は、厳しい冬を乗り越えた生命の力強さを感じさせます。雄大な山々が迎える、厳粛で美しい春の訪れです。
ほころぶ春/安芸太田町
冬の終わりに、雪を割るようにして一輪の花を咲かせるアテツマンサク。この花は、厳しい冬の終わりを告げる「春の使者」です。リボン状の花びらがひらひらと揺れる姿に、自然の持つ強い生命力と、地域固有種の美しさを重ねて見つめます。
瀬戸内の牡蠣/広島県
広島湾に浮かぶ牡蠣いかだ。その下は、一見すると養殖の場ですが、潜ってみるとそこには無数の小魚たちが棲息しています。いかだの構造物が、大きな魚から狙われにくい安全な隠れ家となり、彼らの成長を助けているのです。豊かな瀬戸内海の恵みと、その裏側にある命の繋がりを再発見します。
雪化粧/庄原市
天空から見つめる森の冬景色。庄原市の県民の森を、ドローンならではの雄大な視点で捉えます。一面の雪に包まれた山々は、まるで時間が止まったかのような静寂に満ちています。樹々は冬の厳しさに耐え、雪の重みと共に春へのエネルギーを静かに蓄えています。白銀が描き出す荘厳な美しさと、空から見下ろすことで感じられる大自然のスケールを通して、冬の森の力強い息吹を感じてください。
高千穂峡/宮崎県
高さ約80~100mもの断崖が約7kmに渡って続く高千穂峡。その雄大な渓谷美は、阿蘇山の火山活動で噴出した火砕流を五ヶ瀬川が侵食して作られました。まさに自然が生み出した日本を代表する景勝地のひとつです。真名井の滝は高さ約17メートル、轟音を立てて流れ落ちる様は圧巻です。
ミーアキャット/ナミビア
直立して太陽の光を浴び、身体を温めるミーアキャット。ナミビアの過酷な環境下で、彼らは地下トンネルを掘り、10〜30頭の群れで暮らします。群れの中では、見張り役、狩り、そしてベビーシッターといった役割が分担され、小さな家族が協力し合うことで生存を可能にしています。
小さな鼓動/広島県
本格的な雪が降った広島県北部の田んぼ。厳しい寒さで食べ物が乏しくなる中、オレンジ色の胸が鮮やかなアトリ、冠羽が目立つミヤマホウジロ、そしてスズメ、カワラヒワなどの野鳥が群れをなして集まってきました。これは、互いの存在で暖を取り、わずかなエサを協力して見つけるための冬を乗り切る知恵です。


























