担当:渡辺美佳アナ・中西希アナ

7月の西日本豪雨災害で大きな被害を受けた地区の1つ、坂町。
その中でも、坂みみょう保育園は、総頭川が氾濫し、正門前の道路が濁流に飲み込まれ、中には、帰宅できなくなってしまった先生も。
付近の住民の中にも孤立した方がいて、保育園の2階が避難場所となり、みんなで不安な夜を過ごしたそうです。
1日休園となったものの、その翌日には再開したそうですが、水遊びを控えたり、お泊り保育を延期したり。
様々な影響があったことを伺いました。
 
1ヶ月半以上経ったこの日も、園に向かう道中、たくさん積まれた土嚢や濁流の跡を見かけ、胸が痛みました。

そんな被災地の子ども達に、少しでも笑顔の時間を増やしたいと思い伺ったHOMEおはなし隊!
 
坂みみょう保育園には、災害後、園舎が土砂が流れ込んだために使えず、閉鎖している姉妹園「小屋浦みみょう保育園」の幼児組の園児たちがバスで通っているとのことで、合同で!
 
この日参加してくれたのは、坂みみょう保育園の幼児80人と小屋浦みみょう保育園の幼児18人。
合計98人と、絵本や紙芝居、ぽるぽるダンス!
 
みんな良く笑い、良く体を動かしてくれて。
あっという間の45分でした。

さらには、私たちにとって初めての、乳児組にも!
集まってくれたのは、0~2歳児の子どもたち32人。

みんな目がキラキラしていて、絵本でのまちがいさがしの時には、体をのりだして、「これー!」と指をさしに来てくれました。

手あそびも、一生懸命小さな手を動かす姿が可愛くてたまらなかったです♪

やはりこどもたちは、笑顔が一番!
周囲をも、幸せにしてくれますね。

こどもたちが笑顔でいられるように、微力ながら、これからも活動を進めていきます!

【読んだ絵本・紙芝居】

幼児組

  • 「おばけとホットケーキ」(くもん出版)
  • 「ごきげんのわるい コックさん」(童心社)
  • 「まんまるまんま たんたかたん」(童心社)
  • 「ぽんたのじどうはんばいき」(ひさかたチャイルド)

乳児組

  • 「だるまさんが」(ブロンズ新社)
  • 「だるまさんと」(ブロンズ新社)
  • 「ふたごのたこたこウィンナー」(ひさかたチャイルド)
  • 「ぼくのくれよん」(講談社)